※予告なくヴィンテージが最新ヴィンテージになることがございます。ご了承ください。
種類 オレンジワイン
生産地 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州/イタリア
ブドウ品種 ピノグリージョ 100%
容量 750ml

(インポーター資料より)

果皮がピンク色になるまで収穫を遅らせ、トロンコニック木樽で発酵。マセラシオンは30日程度。発酵後、プレスし50%のワインをスラヴォニア大樽に移し24ヶ月シュール・リー。その内の11ヶ月間は3日に一度櫂入れを行う。8月〜9月の月がかけていく頃にボトリング。

ちょっと変わったエチケット。フリウリは木製家具が名産品。その名産品、フリウリの特徴的な椅子の背に 立ちバランスをとる少年。 これは「ロンコ・セヴェロ」当主「ステファノ・ノヴェロ」の ワイン造りの思想を表している。
『ワイン造りはバランスが大切。椅子の上でバランスをとるのは難しい。危険を冒してでも難しい事に挑戦すべき。そうすれば高い位置に目線がいき、将 来を見渡す事ができる』

ワイン醸造を学んだが、海外での仕事を選び、ワイン 造りとは無縁だった。一方、両親は 1973 年にワイン 造りを本格化させる。 1990 年代に実家に戻り、ワイン造りを手伝い始め、 徐々に引き継いでいく。
『当時、両親は化学肥料を使い、培養酵母で完璧なワインを造っていたが、造られたワインに興味が 無くなっていった』
徐々に自然な農法に移行。今では除草剤も防虫剤 も一切使用しない完全な自然農法になっている。
『ボルドー液も銅が多過ぎて重い。土壌に蓄積してしまう。今は砂に硫黄と極少量の銅を混ぜてベト病 対策をしている』
3ヶ所に分かれる畑は自然の森を隣接させている。 生物多様性を維持する事が目的。畑の支柱も隣接 する森の栗の樹を使用。
『畑を森に隣接させると30%位の葡萄が猪や野生動物に食べられてしまう。しかし、それ以上に葡萄 の質を向上させてくれる』
1999年から白ワインの長期マセラシオンを開始。ワイン造りの先生は「ヨスコ・グラヴネル」「スタンコ・ラ ディコン」「ダリオ・プリンチッチ」。
『99 年のリボッラは完璧な葡萄だったので 99 日間 のマセラシオンを試した。良いワインだったが昔から の顧客には理解されず 1 本も売れなかった』
まったく売れなかった2000 年代前半を乗り越え、 徐々に新しい顧客ができ、今では「カランドレ」他、星付リストランテにもオンリストされている。
完璧に熟すまで収穫を遅らせ9月末から開始。発酵はトロンコニック木樽で、60日間マセラシオン。発酵後、プレスし50%のワインをスラヴォニア大樽に移し、24ヶ月シュール・リー。その内の11ヶ月間は3日に一度櫂入れを行う。長いマセラシオンでもフリウラーノ本来の個性を表現できるよう良質の澱だけを使用する。