イ カピテッリ パッシート 2020/アンセルミ I Capitelli Passito 2020 /ANSELMI

5,500円(税込)

※ このワインは限定品です。

種類 白ワイン/極甘口 
生産地 ヴェネト州/イタリア
ブドウ品種 ガルガーネガ 100 %
容量 375ml

最上級の敬意が払われる極甘口ワイン

ソムリエ T ヴェネトに限った話ではないですが、イタリアでは極甘口ワインは最上級のワインと位置づけられています。

ソムリエ K 日本では馴染みがないですが、ヨーロッパの歴史や食文化を考えると極甘口は至上のワインですね。

ソムリエ T はい、特に近隣のヴァルポリツェッラではローマ時代から甘口ワインを作っていた記録があります。そしてアンセルミでも良年の質の良い年しかこのワインは作りません。

ソムリエ K アプリコットやマーマレード、蜂蜜の濃厚で甘やかな香りの中に、洋梨のようなフレッシュな香りが混じりあいます。酸の下支えがあり極甘口ながら飲み口の良いデザートワインです。


ブドウはフォスカリーノの丘にある、モンテフォルテの畑から収穫。陰干しにされ貴腐化したガルガネガ種をアリエ産とトロンセ産のバリックで発酵の後、同じ樽で8ヶ月間の熟成後、1年間の瓶内熟成を経てリリース。

(生産者情報)
イタリアの北東部に位置するヴェネト州、ヴェローナの西、20kmほどにあるソアーヴェ地区にそのアンセルミは居を構えている。当主のロベルト・アンセルミ氏は、法的に高収量が許され、凡庸なワインが多く醸されることが多いソアーヴェの名称を自身のラベルに使用することを好まず、1999年にDOC脱退を決意した。
父親の経営するカンティーナに1975年に加わって以来、常にロベルト氏はソアーヴェにおけるワイン造りの根本を覆し、革新的な造り手として世界中から高い評価を受けてきた。
高品質の葡萄を求め、栽培には芽数をコントロールしやすく、結果として低収量に収めることができるコルドーネ・スペロナート・ペルマネンテ式を採用。また醸造においてもソアーヴェの発酵に初めてフランス産オークの小樽を使用した。