バルバレスコ・パイエ 2015/プロデュットーリ・デル・バルバレスコ Barbaresco Pajé 2015/Produttori del Barbaresco

8,250円(税込)

種類 赤ワイン/辛口 
生産地 DOCG バルバレスコ ピエモンテ州/イタリア
ブドウ品種 ネッビオーロ100%
容量 750ml
表示アルコール度数14.5%

世界最高の協同組合のワインとも言われる「プロデュットーリ・バルバレスコ」その品質は度々パーカーポイントで高得点を挙げていることで証明されています。15年のバルバレスコ・パイエは93点!

(インポーター資料より)
バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19 世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが 1894 年に 9 つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。同組合は 1930 年に解散しましたが、1958 年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で 19 軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。
ワイン・アドヴォケート 1990 年 2 月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や 54 の農家が加盟。畑の総面積は 110ha に及びます。組合の方針で各々の畑は、畑の所有者である農家が独自に管理し、伝統を守りながら上質なネッビオーロを育てています。樹齢 7 年以上の畑から選定した凝縮感のある濃厚なバルバレスコと、樹齢 7 年以下の若い畑から採れた軽快な味わいのネッビオーロ・ランゲを毎年リリースし、特に良い年にのみ、単一畑のリゼルヴァが 9 種類生産され、ボルドーワインのように長期熟成の効く極めて上質なワインを輩出しています。
品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、収穫したブドウは傷がつかないよう小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。こういった厳しい取り決めのお陰もあり、協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされています。

標高:200〜400M 畑の向き:南/西/東 土壌:カルシウムに富んだ石灰・粘土の混じる砂礫土壌 醸造:ステンレスタンクで果皮と共に日に 2〜3 度ルモンタージュしながら 28℃で 30 日間発酵。マロラクティック発酵後、大型のキャスクで 24か月熟成。生産量:264,000 本(22,000 ケース)。

バルバレスコ・リゼルヴァ・パイエ
9 つの畑の中で最も小さいパイエは、四方を山で囲まれた半円形の盆地で、朝は冷涼で午後は暑く、酸味の強い
若々しくフレッシュな果実味が特徴です。鮮やかで生き生きとした快活さを湛えつつも複雑味のある濃厚な味わいで、バランスのとれたタニックな後味が広がります。

2015VT★パーカーポイント 93 点:2015 年のリゼルヴァ・パイエは、ポーラよりもずっしりとした重心力を感じさせるワインで、黒果実の濃厚で厚みのある味わいがミッドパレットに感じられる。ポーラとパイエの差は、大きな差ではないが、梯子を一段ステップアップしたかのように、はっきり感じ取ることが出来る。鉄分を豊富に含んだ土や鉄鉱石、豊かな黒果実のニュアンスがより顕著に感じられる。口当たりは、このヴィンテージに関して言えば、さほど複雑さがなく余韻も短めだが、しっかりと引き締まったタンニンが異彩を放っている。生産量は約 10,000 ボトル。