種類 白ワイン/辛口
生産地 トレンティーノ アルト アディジェ州 / イタリア
ブドウ品種 ピノ グリージョ
容量 750ml
ヴァッレ イサルコは北イタリア トレンティーノ アルト アディジェ州の北端。オーストリアとの国境が近い山間のワイン産地。品種や栽培方法もドイツ、オーストリアに似ています。
この地の栽培農家は皆、歴史のある修道院 「アヴァツィア ディ ノヴァテッラ」にブドウを卸していました。
今でも多くの農家がブドウを卸しています。
コフェレルホーフは1995年、自分達でボトリングを開始。初めは販売ルートがなかったので自ら経営するトラットリアで販売しました。やがてそのクオリティの高さが評判となり、今では生産量の半分程を海外に輸出することになりました。
畑の標高は650〜900mで土壌は砂質、粘板岩、花崗岩がモザイク状に入り組むモレーン土壌。
日照時間は多いのですが、陽光は弱い上に、夜間の温度は夏でも氷点下近くまで下がるので日中の暑い時間帯は僅か。葡萄は温暖化の今でも、ゆっくり成熟します。
昼夜の寒暖差は35度にもなり、葡萄樹は適度なストレスを受けて、過熟になりません。また、冬が長いので、葡萄樹の生育スピードは遅く、成熟度は上がります。
栽培される品種はグリューナ・フェルトリナー、リースリング、ミュラー・トゥルガウ等、果実やボリュームよりもこの地のテロワールを表現する事ができる品種が選ばれています。
【ヴァッレ イサルコ ピノ グリージョ】
1998年に植樹した1.2haの畑のピノ・グリージョ。標高は650m。収穫後、8〜10時間マセラシオンしてステンレスタンクで発酵。温度は20度以上にはしないのでマロラアクティック発酵は起きない。熟成は澱と共に6ヶ月間で75%ステンレスタンク、25%が大樽での熟成。甘くないミネラル重視のピノ・グリージョ。