種類 オレンジワイン/辛口
生産地 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州/イタリア
ブドウ品種 マルヴァジア・イストリアーナ 100%
容量 750ml

ソムリエ T もうかなり有名になってしまった「ラディコン」「グラヴネル」「ダリオプリンチッチ」などのオレンジワインの生産者。反面、手に入りづらくなってしまいました。

ソムリエ K そんななか、日本ではまだ有名ではないですが、この「ミクルス」も注目してほしい生産者。
とてもクオリティの高いオレンジワインです。樽の使い方も絶妙で是非飲んでほしいワインです。

ワインコメント
華やかでボリュームを感じる香り。アンズの核、杏仁、スパイス、ナッティなニュアンスも。ふくよかでフルーティな果実味、厚みがありながら下支えしている酸が味わいをもたつかせない。余韻はやや長いです。

発酵:マセラシオン14日、開放樽にて発酵開始
熟成:オーク大樽24か月

(インポーター資料より)
1900年代初頭、イワン・ミクルスがブドウ畑の耕作を始め、ここからミクルスの歴史がスタートする。その
息子であるフランツは長い兵役を経て父の畑を受け継ぎ、この土地を守ってきた。現在はフランツの孫にあたるミトヤが当主を務め、古くジョージアから伝わる伝統的なワイン製法から最新の醸造技術までを駆使し、ワイン造りを行っている。この地域では古くからブドウの木が生育しており、北方アルプスの寒さからは守られる。一方、南から来るアドリア海からの潮風に恵まれるといったブドウ栽培にとって理想的な環境である。
土壌は「PONCA」と称され、始新世起源のマールと砂岩で構成されており、ミネラルが豊富なのが特徴。所有する畑は標高200mの「ドラガ地区」と標高220m「ブレグ地区」があり、どちらもコッリオの理想的な地域にある。畑は草で覆われており、除草剤は使用しない、太陽光発電システムによるグリーンエネルギーを使用する、雨水を最大限利用する、などといった環境への配慮を大切にしており、環境賞も多数回受賞している。