ヴィーノ ディ アンナ ロッソ チ エッレ 2017 / ヴィーノ ディ アンナ Rosso CR 2017 / Vino di Anna

6,600円(税込)

購入数

種類 赤ワイン/辛口 
生産地 シチリア州/イタリア
ブドウ品種 ネレッロ・マスカレーゼ95% ネレッロ・カップッチョ4% アリカンテ1%
   (樹齢の若いCrasa畑から50%  樹齢90年以上のJules畑から50%)
容量 750ml

ワイン名の「CR」はワイナリー横に2014-2015年に自分たちで植樹した畑「Crasa」から取りました。

醸造:ファイバータンクにて野生酵母のみを使い発酵。長期間のマセラシオン後圧搾。大樽9ヶ月間熟成。無濾過、無清澄にて瓶詰。醸造中、瓶詰め時ともにSO2不使用。

マルク・デ・グラツィアやアンドレア・フランケッティ、フランク・コーネリッセンなど、幅広くワインに携わってきた人間が、自身のワインを造るために辿り着く場所、エトナ。ヴィーノ・ディ・アンナのアンナ・マルテンスもその一人です。ワインメーカーであるアンナ・マルテンスはオーストラリア出身。90年代にアデレード大学で醸造学を学んだ後、オーストラリアのトップワイナリーであるペタルマで研鑽を積みます。その後、イタリアやブルゴーニュを始め、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカなど世界各国で醸造コンサルタントとして活躍し、オルネライアでは、レオナルド・ラスピーニGMの右腕として働き、パッソピッシャーロではアンドレア・フランケッティと共にワイン造りを経験しました。そして、2008年、エトナで畑を購入し、自身のワインを造ることを決意します。また、夫のエリック・ナリオも長くワインに携わってきた人物です。エリックは現在、ロンドンでカーヴ・ド・ピレネーという、マルセル・ラピエールなど、フランス、イタリアのビオワインを扱うインポーターの仕事も行っており、また、ロンドンでイギリス人シェフとともにレストランの経営もしています。ヴィーノ・ディ・アンナは、この2人を中心に、栽培・醸造、そして販売まで行っております。

ヴィーノ・ディ・アンナの畑は、パッソ・ピッシャーロ、テッレ・ネーレ、フランク・コーネリッセンなどエトナを代表する生産者が畑を所有する、エトナ山北東部のランダッツォからロヴィテッロの間に位置します。標高は760m-900m。2haの畑で、樹齢70-100年のネレッロ・マスカレーゼが主に栽培されています。栽培には、除草剤や農薬は一切不使用で有機栽培を行います。また、醸造でも野生酵母のみでの発酵、醸造中の人的介入は最低限、瓶詰め時はSO2不使用、無濾過・無清澄と、自然なままでのワイン造りをポリシーとしています。