かざま甲州 シュールリー 2019 / 甲斐ワイナリー

3,190円(税込)

購入数

種類 白ワイン/辛口 
生産地 塩山/山梨
ブドウ品種 甲州100%
容量 750ml
表示アルコール度数12%


ワインコメント
輝きのある薄めのホワイトイエロー。グレープフルーツや文旦の皮のような酸と苦味を連想させる香り、白い花、吟醸香。柑橘の果実味にシュール・リーの丸い旨味が乗り、ややシャープな酸と苦味がアフターに続きます。余韻は中程度です。
(ソムリエ T)

(インポーター資料より)
まずこの名前からしても、歴史を感じさせる「甲斐ワイナリー」。
栽培と醸造を任されている風間聡一郎さんは、武田信玄に仕えるために山梨に移住したとされる、風間家のなんと16代目。江戸時代に酒造業を創業し、1986年に聡一郎さんの祖父がワイン造りを始めました。東京農大を卒業後にブルゴーニュで醸造を学び、東京のワインショップに3年ほど勤務したのちに実家へ戻り、気が遠くなるほどの歴史が息づく、このワイナリーでの仕事を始めたのは2005年でした。
甲斐ワイナリーで造られるワインは約3万本。畑は1.7haほどを所有していて、自社ブドウと地元の農家から購入するブドウ(ほとんど甲州)の割合は1:3ほどです。
基本となるワインはやはり甲州種の白ですが、繊細かつ伸びやかでふくよかな酸味と果実味に、際だつミネラル感が特徴。ワインが持つ旨味は、和食に幅広くよく合い、飲み疲れすることなくスイスイ飲めてしまいます。

長梅雨に苦しみましたが9月は好天でしたが、収獲間際の台風に見舞われた19年でした。自社ブドウを含む複数の農家からの買いブドウの甲州をステンレスタンクで20日発酵し6 ヶ月シュールリー熟成し20年5月に瓶詰めしました。輝く淡いホワイトイエロー色、ジャスミンなど白い花の奥から白桃の甘い香り、骨格のあるファーストアタック、控えめな酸味と凝縮感、心地の良い余韻が続きます。