エトナロッソ・ア・リナ 2019/ジローラモ・ルッソ Etna Rosso 'A Rina' 2019/Girolamo Russo

4,400円(税込)

※予告なくヴィンテージの変更になることがございます。
ご了承ください。

種類 赤ワイン/辛口 
生産地 シチリア州/イタリア
ブドウ品種 ネレッロ・マスカレーゼ94%、ネレッロ・カップッチョ4%
容量 750ml
アルコール度数14.5%

今、注目の産地!「エトナ」 葡萄の生命力を引き出す「ジローラモ・ルッソ」!

ソムリエ T シチリアエトナ火山の麓の産地「エトナ・ロッソ」。ブルゴーニュワインに近いテイストのワインを作るワイン産地として近年、注目を浴びています。

ソムリエ K もちろん飲み比べてみればブルゴーニュとは違いますね、ブドウも違うし土壌も違う。

ソムリエ T 共通しているのは「エレガンス」とよくいわれる飲み口の良さ!あと「フィネス」かなと?

ソムリエ K そうだね、特に上質のエトナの赤ワインは独特の妖しさというか奥深さを秘めた魅力がありますよね。それはブルゴーニュワインにとても似ています。

(インポーター資料より)
彼の畑には過去の噴火で流れ出た溶岩の塊が残さ れている。土壌はこの火山岩が時間をかけて風化し、 細かい砂になったものが粘土と混ざったもの。
『火山岩は水はけが良く、PH が低い。葡萄は熟しな がらも酸度を保つことができる。マンガンや鉄が多 いのもエトナの大きな特徴』
シチリアならではの強烈な陽光は北側斜面の為に適 度に制限され、過熟を防いでくれる。南斜面より収穫 は 2 週間程度遅い。

『シチリアは暑いが、エトナ北斜面の夜は寒い。日中 40 度を越しても夜間は 10 度以下まで冷やされる。 この温度差が葡萄にストレスを与える』
適度なストレスは葡萄に生命力を与える。葡萄は生 き抜く為に糖分を蓄え、病気や外敵から守る為にタ ンニンや酸を蓄える。 人間と同じで、少し苦労した葡萄は強く育つ。葡萄樹 はストレスを受けて丈夫になっていく。人間が守れば 守るほど葡萄は弱くなっていく。
『樹齢は 50〜100 年。フィロキセラ以前の樹も多く 残っている。収量は 35 キンタル/haと通常の造り手 の半分以下』
凝縮度の高い小粒の葡萄から造られる彼のワインは 圧倒的な濃厚さを持っていて、若いうちは理解しにく いワイン。時間と共にエトナ特有のミネラルや、真っ 直ぐなストラクチャーが出てくる。

94%ネレッロ・マスカレーゼ、4%ネレッロ・カプッチョ。色々な畑のアッサンブラージュだが主にサン・ロレンツォ、フェウド、カルデララ・ソッターナの葡萄を使用。収穫後、ステンレスタンク畑毎に分けて発酵。マセラシオンは10〜12日間。野性酵母のみで温度管理もしない。清澄、フィルターもなしで、1度移し替えをし、古いバリックで1年熟成。